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リサイクルダウンとKWD

2024.07.05

エシカルやサスティナブルという言葉が当たり前になった今、KWDの製品のデザインやビジュアルはもちろんのこと、私たちが扱う羽毛について、もっとお伝えできる場があれば…、と
このページを記事にしました。

リサイクルダウンとは?

みなさんは、羽毛は100年以上使うことができる循環資源といわれているのを知っていますか?

河田フェザーは、国内で使われなくなった「羽毛製品」を回収し、国内の自社工場で伊勢明和のきめ細やかな地下水を使用して精製します。不純物や傷みなどを取り除き、新毛よりもキレイなリサイクル羽毛として生まれ変わらせ、「リサイクルダウン」を原料として循環させ、供給を行っています。

KWDを手がける河田フェザーが羽毛のリサイクル事業に取り組む理由。

河田フェザーは、明治24年の創業以来、高品質な羽毛の提供にこだわってきました。信頼できる農場からのみ原料を仕入れ、すべての加工を自社で行っています。創業100年を迎えた年には、羽毛精製に最適な水と気候を求めて工場を名古屋から三重県明和町に移転しました。しかし、近年は食肉用水鳥の飼育期間の短縮や品種改良、気候変動、食肉需要の変化などにより、良質な原料の調達が難しくなっています。「このままでは100年先、良質な羽毛がなくなるかもしれない」という危機感から、2011年に国内で初めて一般向けの羽毛リサイクルの仕組みを構築しました。

過去の良質な羽毛ふとんや羽毛製品は貴重な資源です。これらを回収し、適切に処理することで、100年先にも高品質な羽毛を残せるように努力しています。また、羽毛製品を捨てずにリサイクルすることで、羽毛を焼却処分するときに発生する二酸化炭素を抑制できます。

気候変動で水鳥の生育や羽毛の品質にも影響を及ぼしている事実がある以上、製造と供給を担っている私たちにとっては、必要なプロセスだと信じて取り組んでいます。

KWDで体感する、
本当の「エシカルファッション」

KWDはリサイクルダウンを通して、限りある資源を正しく循環させることもファッションの一部の様にあたりまえに楽しんでもらえる社会を目指します。羽毛製品をリサイクルすることで、環境に優しいだけでなく、次世代にも高品質な羽毛を残すことができます。ぜひ、KWDのリサイクルダウン製品をチェックしてみてください。

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