Concept

Pride and responsibility as a Down maker.
羽毛専業メーカーとしての誇りと責任。

当社が創業以来、お届けしているのが「羽毛」です。国内外から良質の原料を仕入れ、国内工場で精製し、確かな品質の羽毛を提供することに尽力してきました。
しかし残念なことに、昨今では羽毛製品の取り扱いに関わる多くの人が羽毛に対する基本的な知識を持たなくなり、品質の判断もしなくなったため、近年粗悪な羽毛とそれを使用した製品が世の中に出回ってしまっています。当社が高品質な羽毛を精製することを貪欲なまでに追い求めた理由。
それは羽毛製品を安心して使っていただきたいからです。清潔な羽毛を精製するために環境や技術、品質へのこだわりを追求し続けています。

Transparency
透明性

長年、私たちの健康な生活を支えてきた羽毛。
近くにあるけれど、ベールに包まれて見えない存在。
自然界から授かったその温もりは、私たちに安らぎを与えてくれます。
しかし、見えない存在であっても、「安全」で「高機能」な羽毛を感じていただきたい。
そんな想いが詰まった「KWD」のプロダクト。
当社の誇る伝統と技術力を、是非ご体感ください。

日本の風土と技術から誕生した JAPAN UMOU COLLECTION

「JAPAN UMOU COLLECTION」は、日本の羽毛精製技術と現代人のライフスタイルにフィットしたデザインを融合させたダウンプロダクトのコレクションです。このコレクションでは、「Japan Duck(ジャパンダック)」と呼ばれる国産ダックダウンを使用しています。飼育から製品化まで、すべての工程が適正な品質管理のもと日本国内で行われている、信頼と安心を提供するダウンプロダクトのコレクションです。

“JAPAN UMOU COLLECTION” born from Japanese climate and technology.
“JAPAN UMOU COLLECTION” is a collection of down products that combines Japanese down refining technology with designs that suit modern lifestyles. This collection uses the-domestic duck down called “Japan Duck.” This is a collection of reliable and safe down products, all processes from breeding to commercialization are carried out in Japan under appropriate quality control.

JAPAN UMOU COLLECTIONに採用している羽毛は、日本国内の信頼のおける農場から仕入れた上質なダックダウンです。それらの農場のダックは食肉用として大切に飼育されており(※注1)、海外の安価なダックに比べると約2倍程度も長い飼育期間が設けられています。そのため、充分に育った良質で大きな羽毛がジャパンダックの特徴で、保温性や弾力性にも富んでいます。清潔な水と清潔な床面、良好な日当たりと風通しの良い環境でのびのびと育てられ、飼料は薬品を使用していません。飼育から羽毛の洗浄まで、全ての工程を日本国内で行われているからこそできる、信頼できるクオリティーが魅力です。
(※注1)羽毛は食肉用水鳥の副産物として産出されます。

The down used in the “JAPAN UMOU COLLECTION” comes from high-quality ducks raised in trusted farms in Japan. The ducks are carefully raised for poultry (*Note 1), and the rearing period is about twice as long as for cheaper overseas ducks. Therefore, the down is large, high quality, and has excellent heat retention and elasticity. They are raised freely in an environment with clean water, clean floors, sunlight, and good ventilation, and no chemicals are used in their feed. The appeal of this collection is its reliable quality which can only be achieved because all processes, from breeding to down cleaning, are carried out in Japan.
(*Note 1) The down & feather is produced as a by-product of waterfowl for meat production.

国内で大切に育まれた羽毛(Japan Duck)は、三重県の河田フェザーの工場で精製されています。工場の西側には、日本屈指の降雨量を誇る大台ケ原山地があり、山地に降った大量の雨は、地下深くまで浸透し、1000年以上の長い年月をかけて水に溶ける鉱物を洗い流し、ミネラルをほぼ含まない硬度の低い軟水として、工場を構える伊勢平野に流れています。そして、大台ヶ原山地の山々へ雨を降らせた後の乾いた風が一年を通して吹きおろします。
羽毛の細部を洗浄するためには、伊勢平野に流れる水と乾燥して湿度の低い気候が欠かせません。これらの自然の恵みと河田フェザーが誇る技術が融合し、高品質な羽毛が供給されています。

The down (Japan Duck), carefully raised in Japan, is refined at Kawada Feather’s factory in Mie Prefecture. The Odaigahara Mountains lie on the west of the factory, which boasts one of the highest rainfalls in Japan. The abundant rain that falls on the mountains penetrates deep into the earth, washing away the minerals that have dissolved in the water over more than 1,000 years, becoming soft water with low hardness and almost no mineral content, which then flows into the Ise Plain, where the factory is located. After the rain falls on the mountains of the Odaigahara Mountains, dry winds blow down to the Ise Plain all year round.
The water flowing through the Ise Plain and the dry climate with low humidity are essentials for cleaning the fine parts of the down. We can offer high-quality down by combining these blessings of nature and Kawada Feather’s proud technology.

河田フェザーの技術により生まれたリサイクル資源 GREEN DOWN

今まで、使われなくなった羽毛ふとんやダウンジャケットの多くは、廃棄物として処分されてきました。繊細なイメージの羽毛ですが、本来、羽毛は適正に洗浄すれば、100年以上繰り返し使える循環資源です。当社が参加する「Green Down Project」では、使用済み羽毛製品から羽毛を再資源化し、新たな羽毛製品に生まれ変わらせる取り組みを行っています。プロジェクトで回収した使用済み羽毛製品は、河田フェザーが解体して、取り出した羽毛を洗浄します。羽毛は適正な処理をすることで、本来の機能(保温性・吸放湿性・かさ高性など)が回復します。このように精製して清潔になった羽毛がグリーンダウン(リサイクル羽毛)。グリーンダウンは、新毛と同じ工程で羽毛を洗浄し、新毛よりも厳しい品質基準の試験をクリアした、小さなお子様から大人まで、安心してご使用いただける高品質で環境にやさしいリサイクルダウンです。

“GREEN DOWN” is a recycled resource created by Kawada Feather’s technology.
In Japan, most of the down comforters and down jackets that are no longer used have been disposed of as waste. The down has a delicate image, but in fact, they are a recyclable resource that can be reused for over 100 years if properly washed. The “Green Down Project” in which we participate is an initiative to recycle down & feather from used down products and regenerate them into new down products. Kawada Feather dismantles the used down products collected through the project and washes the down which was taken from the quilts. By processing properly, the down can be restored to its original functions (heat retention, moisture absorption and release, bulkiness, etc.). The down, refined and washed in this way, is called Green Down (recycled down & feather). Green Down undergoes the same washing process as virgin down & feather, and it complies with even stricter quality standards than virgin down & feather. It is a high-quality, environmentally friendly recycled down & feather that can be safely used by people of all ages, from young children to adults.

安全性・高機能・透明性への自信

近年、粗悪な羽毛が混入している製品情報が数多く寄せられようになりました。製品表示の偽装や十分な洗浄がされず汚れの多いままの羽毛の混入など、その問題は深刻です。このような経緯から、最高品質の当社の羽毛を実感していただく為のプロダクトブランドとして「KWD」は発足しました。本来、適正に精製された羽毛はほとんど臭わず、ほかの繊維と比べてもきれいな素材です。これからも、純度の高い最高品質の羽毛をお届けする事に専念してまいります。

羽毛メーカーにしかできない業

「KWD」の製品に使用される羽毛は、1点1点に当社が責任を持って充填します。一見非効率に見える方法ですが、「安全」で「高機能」な製品をお届けする為には欠かせません。 その為にご用意したのが、お客様のニーズに合わせた羽毛や生地をお選びいただけるセミオーダー生産です。 セミオーダー製品は、ご注文をいただいてから、国内工場で丁寧に心を込めてお作りいたします。